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ある真夏の日のこと・・・ 翠星石「そ そそ 蒼星石ー!」 蒼星石「なんだい翠星石 そんなに慌てちゃって」 翠「落ち着いてる場合じゃねえです!とにかく落ち着いて聞いてくれですぅ」 蒼「矛盾してるよ・・・翠星石」 翠「ジュン達が肝試しをやろうっていうんですよ!?」 蒼「いいんじゃないの?別に」 翠「まだ続きがあるですぅ 挑戦するのは人形 つまり私たちですよ!?」 蒼「・・・え?僕も参加するの?」 翠「そう決まったです」 蒼「あの・・・僕は参加したくは・・・」 真紅「あなたに拒否権なんて存在しないわよ」 翠蒼「うわっ真紅!いつの間に!?」 真「最初からいたのだわ 全くジュンめ・・・家来の癖に・・・」 蒼「・・・何があったの?」 翠「まあ 話せば長くなるんですけどね・・・」 ~~回想モード~~ 真「暑いわジュン クーラーをつけて頂戴」 ジュン「まだ早いだろつけるのは」 真「うるさいのだわ さっさとつけなさい」 雛苺「雛はまだ暑くないのー」 翠「チビチビの意見なんて聞いてないです 早くつけるですこのチビ」 ジ「ようは背筋が凍るほど涼しくなりゃいいのか?」 真「? ええ・・・そうよ」 ジ「じゃあ丁度いいビデオがあるよ・・・(いつもの復讐のチャーンス★)」 水銀燈「真紅ぅ退屈よぉ」 翠「おあっ水銀燈!いつの間に来やがったですか!?」 銀「おねーさんには神出鬼没のライセンスがデフォルトで備わっているのよぉ で なぁに?それ」 ジ「ああこれは」 真「ジュンいわく背筋が凍るほど涼しくなるビデオらしいのだわ」 ジ(僕のセリフ・・・) 銀「面白そうねぇ 私も見ていっていいかしら?」 真「別にかまわないのだわ」 で その背筋が凍るほど涼しくなるビデオの内容が テレビの中の井戸から髪の長い女の人が出てくるあの映画だったわけで・・・ 真翠銀「いやああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 そんな3人の絶叫が響き続けて・・・ 3人「ぜえ・・・ぜえ・・・ぜえ・・・」 ジ「どうだ?涼しくなっ「ドスッ」「バチーン」あべし!」 翠「こ・・・このチビ人間!翠星石たちを心臓麻痺に追いやるつもりですか?!」 真「まったくだわ・・・今すぐお仕置きが必要のようね・・・」 ジ「いやいやいやお前らが涼しくなりたいって」 真翠「問答無用!」 ジ(ま・・・まずい!ここは逃げたほうが・・・いやこいつらから逃げるなんて無理か! というか心臓麻痺ってあんたら人形でしたよね!人形に心臓なんてないでしょう! そういえば雛苺は全然騒いでないな・・・と思ったらうはww寝てやがるwwww 流石子供wwwwwwって脱線しすぎだこれ 急いで逃げねば・・・!) 銀「真紅ぅ あなた騒ぎすぎよぉ 所詮作り話じゃなぁい あとジュンが可哀想よぉ」 ジ(神・降・臨!ありがとう銀様今日から僕水銀党員になりますwwwwww) 真「あなただって騒ぎまくってたじゃない!」 銀「ぐっ・・・そ それはジュンのせいよぉ」 ジ(結局僕のせいですかwwwwwやっぱり党員やめますwwwww って今のうちに逃げりゃいいじゃねぇかwwwww僕バカスwwwwwww) 真「ジュン 逃げようとしても無駄よ」 ジ(バレテタwwwww僕\(^o^)/ オワタwwwwww) 翠「にがさねぇです!」 ジ「うわああああああああ!」 ドンガラガッシャーン!!←あの鏡がある物置からの音 3人「きゃああああ!!!(ビックー!)」 ジ(ハッ!大チャーンス!)「逃げろォォ!」ガチャ 翠「あっ待つですぅ!」 ジ「やだねばーか!あばばばばばばwwwww」バタン 真「・・・追うわよ!」 雛「ふあぁぁ・・・うゆ?」 ジ「ぜえ・・・ぜえ・・・ぜえ・・・とりあえず柏葉の家に逃げ込むか・・・」 ピンポーン♪ 巴「はーい・・・あら?桜田君?」 ジ「か・・・柏葉・・・ちょっと・・・」 雛「トゥモォエエエェェェ!!早く早くー!」 巴「あっ 雛苺!」 ジ「は?何でここに雛苺が?」 翠「見つけたですぅ!」 ジ「な 何でここに!?」 真「やはりね あなたはヒキコモリだから体力がない だからそんなに遠くへは逃げられない そしてヒキコモリだから知り合いが少ない つまり知り合いで尚且つあなたが全力で走った時の体力でギリギリたどりつけるのは 巴の家のみ 私の推理は正しかったようね」 ジ「くっ・・・まさかそこまで考えていたなんて・・・」 雪華綺晶「全部私の推理ですわよ?」 ジ「お前のかい!」 真「どっちでもいいのだわ さ あ パ ー テ ィ ー の 始 ま り よ 」 ジ「いやああああああ!!!」 銀「随分ボコボコにしたわねぇ」 真「家来の癖に生意気なのだわ」 銀「それはあなたが勝手にわめいてただけなんじゃないのぉ?」 真「な!・・・あなただってわめいてたじゃないの!」 銀「わ 私はあなたみたいにあの子のせいにしてないわよぉ」 真「してたのだわ!」 翠「2人とも ケンカは・・・」 真銀「翠星石!!」 翠「は はいですぅ!?」ビクゥ 真「あなたに判定してもらうのだわ」 銀「どっちがわめいてたぁ?」 翠「はぁ!?」 真銀「どっち!!?」 翠(どっちって・・・!水銀燈って言ったら水銀燈がキレるし 真紅って言ったら真紅がキレるし両方って言ったら両方キレるし どっちもわめいてなかったって言ったらそれはそれでキレるし・・・どうすれば・・・) 雪「じゃあ肝試しで勝負すればいいですわ♪」 真銀翠「は?」 雪「肝試しでどっちが異常なほどわめくか調べればいいのですわ」 翠「よ よっしゃあ!それ採用ですぅ!」 真「ダ ダメよ!面倒なのだわ!」 ジ「怖いのか?」 真「あなたは黙ってなさい!」ピシィ! ジ「ぐはっ!」 真「やってやるのだわ!そこまで言うのなら!」 銀「じゃあ私も参加しないとねぇ」 雪「あ どうせなら他のドールも強制参加させましょ」 翠「え?翠星石もですか?」 雪「もちろんですとも ちょっとジュンさん?ドールの持ち主たちに連絡してくださる?」 ジ「あ うん分かった」 雪「楽しみですわ~♪」 ~~回想終了~~ 蒼「長いよ翠星石!」 翠「しかたないじゃないですか」 蒼「しかも発端ジュン君じゃなくて雪華綺晶じゃないか!」 翠「ちょっとパニックになってたんですよ~」 マスター「ほうほうそういう話だったのか」 蒼「わあマスター!?いつの間に!?」 マ「契約者には神出鬼没のライセンスがデフォルトで備わっているのだ」 蒼「そんなライセンス与えた覚えないよ」 翠「お前にも ジュンからそーゆーのきたですかぁ?」 マ「来たには来た」 蒼「へえ」 マ「なんか開催するのは1週間後だってさ」 翠「内容教えてくれねーですか?」 マ「俺だって知らねーもん 教えようがねーよ」 蒼「楽しみが薄れるよ翠星石」 翠「蒼星石は怖くないんですか!!?」 蒼「怖いに決まってるじゃないか・・・」 翠「あっ・・・ご ごめんですぅ」 マスター「それじゃあ・・・肝試しの道具作り始めよう」 巴オめみ槐ロ「おーー!」 ジュン「はい意義有り」 マ「なに?」 ジ「明らかに一人おかしい奴がいますよね」 巴「私は雛苺の元マスターだし・・・」 オディール「雪華綺晶のマスターですよ?」 ローゼン「別にいーじゃん」 みっちゃん「ああお化けにビックリするカナ・・・!」 槐「ばらしーはお前にやらんぞ!」 めぐ「死人の役するなんて・・・素敵じゃない?」 マ「・・・で 誰がおかしいの?」 ジ「あんたらの目は節穴か!1番上から8番目が明らかにおかしいだろ!?」 槐「ばらしーはやらん!」 ジ「あんたは黙ってろ!だからローゼンあんただあんた!」 ロ「最近反抗期の娘がお化けにびびっている姿を見るほど楽しいものがあるかい?」 ジ「あんた最悪だな」 ロ「それじゃあみんな頑張って完成させよー!!」 巴「てめーが指揮とってんじゃねーよ・・・」 ロ「スンマセン・・・」 ジ(KOEEEEE!!!) 蒼「ジュン マスター 巴 めぐ オディール みっちゃん 槐 ローゼン はたしてどんな肝試しになるのか!?お楽しみに!」 マ「いたのかよ・・・」 マ「時期的にものすごいギリギリだな」 蒼「仕方ないよ いつものPCがフリーズしまくったから・・・」 ローゼン「わっほーい!肝試し肝試しー!」 槐「ばーらしーすばーらしー」 みっちゃん「カナカナカナカナカナ」 巴「ヒナヒナヒナヒナヒナ」 ジュン「バカがいるよバカが・・・」 めぐ「読者のみなさんには伝わりづらいですがここは有名な心霊スポットなんですふふふふふふふふ」 マ「あの・・・怖いですから・・・」 オディール「周りが墓地ということもありますからね」 一方その頃・・・ 真紅「さささささささあきききききももももだだだだだだだだだだだだ」←錯乱 水銀燈「ししししし真紅ぅにににににににに日本語でははははははははは」←錯乱 翠星石「ですですですデスですですですDEATHですですですデスですですです」←錯乱 雛苺「うよーい楽しみなのー!」 金糸雀「かしらーかしらー」 雪華綺晶「ほんと楽しみですわー♪」 蒼「全然楽しみじゃない・・・」 薔薇水晶「ガタガタガタガタガタガタガタ」ガタガタガタガタガタ 蒼「薔薇水晶 口で言わなくても震えてることは分かってるから・・・」 雪「意外ですわねばらしーちゃん?貴方が震えるなんて・・・」 薔「この前桜田家に行ったら髪の長い人が井戸から出てくるビデオを・・・ 真紅たちが見てるところをこっそり見てたら怖くて怖くて・・・」 蒼「まさか逃げるときダンボールとかにぶつかったとかない?」 薔「え?・・・あ 確かにすごい音がしました 多分ぶつかったと思います」 蒼(なるほどジュン君が逃げれることになったあの大きな物音は薔薇水晶がたてたものだったんだ) マ「つかカメラついてたんですね」 ロ「薔薇水晶に感謝しないとなジュン君?」 ジ「逃げれませんでしたよ?」 槐「ばらしーはやらんぞ!」 ジ「あんたは黙ってろ!」 巴「ルールとかは説明しに行かなくていいんですか?」 全員「「「「「「「あ」」」」」」」 蒼「ルール結構投げやりだね」 雪「1番奥についたら終わり・・・ですか」 薔「人形の力は使わないこと・・・チッ」 真「まあこんなところでうだうだ言ってても仕方ないわ さっさと行きましょ」 銀翠雛金「「「「おー!」」」」 蒼(ほんとに色々あったんですよ・・・ 10行以内にまとめるのは不可能なくらいに・・・ 今ま「いやああぁぁーーっヒトダマぁぁーーーーっ!!」うるさいな・・・ いやホント「ぎゃああああ!!テケテケぇーーー!?」うるさい・・・ もうね「ひゃあああ!ゾンビDEATHーー!!」・・・ 見てのとおりヒトダマに出会ったりテケテケに追いかけられたりゾンビに告白されたり 雛苺がお墓にクレヨンで落書きしたり薔薇水晶が何故か大暴れしだしたり 金糸雀がどこからともなく現れたみっちゃんさんにまさちゅ-せっちゅされたり・・・ あと1番ノリノリだった雪華綺晶は1番最初に気絶しました もういちいちツッコむのが面倒です って10行でまとまったよ) ロ「あー・・・もう最後か・・・」 マ「めぐさん巴さんオディールさんスタンバイお願いします」 め「はーい」 巴「了解でーす」 オ「やっとまともな出番がきた!」 ジ「扱いづらいもんなお前は」 槐「裏話・・・」 真「ぜー・・・ぜー・・・どうやら・・・次が最後のようね・・・」 銀「はー・・・はー・・・大した事・・・なかったわねぇ・・・」 翠「ふー・・・ふー・・・さっさと・・・終わりやがれ・・・です・・・」 蒼「み・・・耳が痛い・・・」 金「どうしてみんなそんなにグロいのかしら?」 蒼「金糸雀・・・それをいうならグロッキー・・・」 薔「・・・・・・・・・もうダメ」 雛「わーい楽しかったのー!」 真「うらやましいのだわその鈍感さ・・・あら?」 そこにあったのは・・・真紅たちも見たあの有名ホラー映画に出てくるあの井戸・・・ 銀「・・・え・・・ちょ・・・?」 翠「・・・ま・・・まさか・・・」 出てきましたよ・・・貞子が・・・ 真銀翠薔「いやああぁぁぁぁ!!!」 ジ「思ったよりすごいリアクションだな」 マ「君があの映画見せるからだろ?」 槐「めぐさん名演技だ」 ロ「恐怖はまだまだ続くぞォー!」 蒼「いやいや無いでしょこんなの!」 雛「わーいいっぱいいるのー!」 何故か井戸から貞子が3人も出てきました 薔「くぁwせdrftgyふじこ」 金「かぁしらー!?」 ~♪~♪ 翠「ななななんですかぁここここここの音楽!?」 たったたんた~ん♪たらたんたららら~♪タン タン タン タタタン♪ 蒼(えー・・・今僕はとんでもないものを目の当たりにしています 井戸から貞子 それも3人も出てきたと思ったら突然音楽が鳴り 3人の貞子がハルヒダンスを踊り始めました この変な光景に真紅 水銀燈 翠星石 金糸雀 薔薇水晶は気絶しました 残ってるのは僕と雛苺だけです 夢なら覚めて欲しいです) たーんたーんたん♪たたたん♪たたたん♪たったん♪ 蒼「終わったみたいだね・・・」 雛「わーすごかったのー!」 ジ「おいコラローゼンなんだよこれ」 ロ「ハルヒダンスを踊る貞子」 ジ「ちげーよバカ!なんでこんなことさせたんだよっつってんだよ!」 ロ「楽しそーだったから」 マ「ま まあとりあえず終わったな・・・」 み「いやー疲れた疲れた」 槐「あんた邪魔してただけだろ」 蒼「つ・・・疲れた・・・肉体的にも精神的にも・・・」 雛「楽しかったのー!」 ミーディアムたち「おめでとー!蒼星石!雛苺!」 蒼「あぁ・・・ありがとう・・・」 巴「気絶したドールの回収完了しましたー」 ロ「やあおめでとう 蒼星石 雛苺」 蒼「なんだあなたもいたんですか・・・」 雛「さっさと消え去れ・・・なのー♪」 ロ「うわああぁぁぁぁ!!」ダダダダダ マ「・・・で どうだった?」 蒼「もうすごかったよ・・・ヒトダマいたしゾンビもいたし・・・」 ジ「・・・なあ ヒトダマとかゾンビって用意してたか?」 槐「いや・・・用意してないはず・・・」 蒼「え?・・・嘘でしょ?」 ジ「ま・・・まさか・・・」 全員「・・・本物だぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 ラプラスの魔「・・・はてさてこの肝試し 一体これはどういう幕切れでしょうか まさかの本物が出てきてしまった肝試し・・・犯人は私ですけど」 蒼「やっぱり君か」 ラ「・・・・・・・・・」 蒼「そんなに怯えなくても大丈夫だよ ちょぉぉっと首に痛みが走るだけだから・・・」 ラ「・・・・・・・・・」 ギャアアアアアアアア!!! 終了
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電話が鳴った。 マ「はい、はいはい・・・ええ、構いませんけど。今から?・・・いや、大丈夫ですよ。」 手短に話が済まされ電話が切られる。 蒼「なんだったの?」 マ「みっちゃんさんが二人で来てくれって。なんかみんなでやりたい事があるとかでその相談だとか。」 蒼「今からって言ってたよね。」 マ「うん、そう言われた。」 蒼「じゃあマスターは先に行ってて。僕はまだお夕飯の下ごしらえがあるから。」 マ「少し遅くなるって連絡を入れておいて、後から二人でフィールドで行く?」 蒼「うーん、たぶんマスターが一人で行ってくれた方が早いし・・・急ぎの用みたいだしね。」 マ「それもそうか。じゃあ先に行っているよ。」 蒼「うん、たぶん三十分くらい遅れて僕も着くから。」 蒼星石視点 (以下、時系列上では先だがネタバレ要素あり) マスター視点 みっちゃんさん宅で行われた“打ち合わせ”を終えて帰宅する。 マ「さて、とりあえずみんなで旅行へ行く事になったわけだが・・・。」 蒼「うふふ、マスターとジュン君はいろいろと大変だね、練習もしておかなきゃだし。」 マ「もうその事は言わないで・・・。」 蒼「だけど、二人ともあれなら問題ないと思うんだけどな・・・。」 マ「お願い、今だけでも忘れさせて・・・気が重くなるから・・・。」 とにもかくにも、みんなで旅行に行く事は決定した。 まあとりあえず三日間だけ辛抱してしのげばいいんだ。 別に何か事件も起こったりはしないだろうし、・・・・・・この時はまだそう考えていた。 続きへ
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蒼「ご飯の用意が出来たよー」 マ「今日は…おっ、鍋か」 翠「特製キムチ鍋ですよぅ」 マ「これは美味そうだ…」 蒼「ご飯よそってくるね」 マ「いや、炊飯器を持ってこよう」 翠「早くしねーと、煮たぎっちまうですよ?」 マ「はーいはい」 ?「こん…ばんは」 マ「ん?」 蒼「薔薇水晶? どうしたの?」 翠「珍しい奴が来やがったですねぇ…」 薔「この前の…お礼です。これを…」 マ「これはまた…立派な白菜だ」 蒼「どうして白菜なんだい?」 薔「最近……お父様が『僕は農作業に目覚めたよ、薔薇水晶。アッハッハッハッハ』って」 翠「あー……自炊生活に目覚めたってやつですかねぇ」 蒼「…かなぁ?」 マ「まあ、ちょうど鍋作ってたし……ありがたいな。そうだ…薔薇水晶、君も食べてくかい?」 薔「えっ……そんな…」 蒼「おいでよ薔薇水晶。遠慮することなんかないよ?」 翠「そうですぅ。それに、お鍋は人数が多い方が楽しいのですぅ!」 薔「じゃ…じゃあ、お言葉に甘えさせていただきます…」 マ「よしきた! じゃあ、この白菜刻んでこよう」 翠「翠星石は食器を持ってくるですぅ」 蒼「僕はマスターの手伝いをするよ」 薔「あの…私は何か…」 マ「薔薇水晶はお客様だから、ゆっくりしてていいよ」 蒼「そうそう。コタツにでも入って待ってて」 薔「は…はい」 全員「いただきまーす」 マ「おお…美味そう」 翠「お肉は早い者勝ちですぅ♪」 蒼「こら! ちゃんと野菜もとりなよ!」 翠「うぅ…手厳しい妹ですぅ…」 薔「はふ…はふ……おいしい」 マ「白菜がよく煮えて美味いぞ」 蒼「豆腐も…あつっ! …てへへ」 マ「大丈夫か?」 翠「蒼星石は猫舌なのですぅ」 薔「ふーっ…ふーっ……はい、お姉様」 蒼「へ!? あ…い、いいよ。大丈夫だから」 薔「……あーん」 蒼「…あーん」 マ「いつからあんなに仲良くなったんだ? あの2人」 翠「す、翠星石もあーんしてやるですぅ!! はい、あーん」 蒼「ちょっ…翠星石まで! もう……あーん」 マ「やれやれ、蒼星石はモテモテだなぁ」 蒼「もう! マスターったらぁ!!」 マ「ハハハ…おっと、もうそろそろ具を追加しなきゃな」 翠「結構早かったですねぇ…」 薔「本当…あんなにあったのに…」 マ「よし、しばらく蓋を閉じて…っと」 ?「お取り込み中、お邪魔するわよぉ」 マ「今度は水銀燈か」 翠「相変わらず暇な奴ですぅ」 水「『今度は』って何よぉ? そして、翠星石。私は暇じゃあないのよぉ?」 蒼「まあまあ、とりあえず水銀燈もこっちへきなよ」 マ「水銀燈も鍋食うか?」 水「い…いらなぁい。私は別にお腹すいてないしぃ…」 翠「乳酸菌たっぷり、キムチ鍋ですよ?」 水「うっ………ふん! 馬鹿らし…」グゥー 薔「……クス」 マ「はい、水銀燈の分のご飯」 蒼「それに、お箸とお椀ね」 水「……今のは、真紅には内緒にしてね?」 マ「大丈夫だから。ってか、メイメイか? あれ」 翠「何か鏡の前でダンボールみたいなの担いでますねぇ…」 マ「取ってくるわ」 薔「…素直が一番ですよ?」 水「……あなたに言われるとは思わなかったわぁ」 マ「開けていいのか?」 水「別にいいわぁ。途中で捕まえたから連れて来たのよぉ」 マ「さぁて、中身は何だろな……うおっ!?」 蒼「どうしたのマスター?」 翠「まさかヤクルトですか!」 薔「ケフィアかも…」 ?「んー! んー!」 マ「水銀燈…お前これ……誘拐だぞ?」 翠「何が入ってたんですかぁ…って!」 薔「白い…わ、私?」 蒼「雪華綺晶!?」 水「珍しいでしょう? ちょうどあなたの家の前にいたから捕まえちゃったぁ♪」 蒼「…お父様。長女は姉妹を誘拐する癖がついてしまいましたが、今日も僕は元気です」 翠「隙を見せられたら、翠星石達もお持ち帰りされてしまいそうですぅ…」 マ「まさか…水銀燈はアッチか?」 水「なっ……あなた達は揃いも揃って、何を…」 薔「そうですよ…皆さん」 水「薔薇水晶!? あなたは分かってくれるのねぇ?」 薔「ええ…私もチャンスさえあれば…」 蒼「…ふぇ?」 翠「だああああっ!! この翠星石、妹へ降りかかる災厄は全て払いのけてやるですぅ!」 水「普通に危ない奴がいたのねぇ…」 マ「大丈夫か?」 雪「は…はい…」 マ「そうか…こら、水銀燈! こんなに雪華綺晶が震えてるじゃないか!」 水「ちょっ…別に私のせいじゃないんじゃなぁい?」 蒼「……きっと寒いんだよ? ねぇ…雪華綺晶?」 雪「ひっ…ひいいっ!?」 薔「(何だろう…お姉様から凄まじい殺気が……)」 翠「おっ…な、鍋が煮えたみたいですよ!」 マ「(ナイス、翠星石!)」 水「も…もらってもいいのよねぇ? い、いっただきまぁす…あむ」 蒼「……どうしようかなぁ。ねぇ…雪華綺晶? どうされたい?」 雪「い、命だけは…命だけはぁ…」 翠「かなり頭に血が登ってるですぅ…」 水「相当に苛立ってるわねぇ……あら、この白菜おいしい」 薔「うちの…畑で採れたやつですよ」 マ「…あっちはそっとしておこうか」 薔「はい…」 翠「ですぅ…」 水「異議なしよぉ…」 蒼「身ぐるみ剥がして公衆便所にでも…」 雪「(た…助けてください! お願いします!)」 蒼「魔界村でもさせて、1日でクリア出来なかったら処刑とか…」 雪「(誰かぁ! お姉様助けてぇっ!)」 蒼「外の電灯に蜂蜜を塗りたくったままくくりつけるもいいね…フフフ」 雪「あぅ……あうう…」 マ「うわぁ…」 水「考えただけでぞぉっとするわぁ…」 翠「ひぃぃ…目がチャック・ウィルソンみたいになってるですぅ。あれは本気の時の目ですぅ」 薔「でも…あんな顔したお姉様も素敵……ハアハア」 翠「ダメですぅ…こいつ早く何とかしないと……」 おしまい。
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萌えた -- 名無しさん (2007-07-25 01 51 08) そんな目で見つめられたらどんなお願いも断れない -- 名無しさん (2007-07-25 02 36 42) 蒼星石はいけない子だなあハァハァ -- 名無しさん (2007-07-25 03 43 56) この子どこに行けば買えますか?-- 名無しさん (2007-07-25 07 22 28) 理性が…とびそうだ -- 名無しさん (2007-07-25 15 16 36) 角度が…最高だぁー -- 名無しさん (2007-07-25 20 47 32) お持ち帰りしちゃうけどいいよね?答えは聞いてないけど -- 名無しさん (2007-07-25 21 54 15) ( ̄ω ̄)やられた(笑) -- 蒼Love (2007-07-25 23 02 46) くんかくんかくんかくんか -- 名無しさん (2007-07-28 01 49 00) バーロー可愛いすぎんぜ -- Love蒼Love (2007-07-28 09 31 18) やべーーーかわえーーー -- 名無しさん (2007-07-29 21 13 07) 殺す気でつかwwww -- 名無しさん (2007-08-04 23 39 17) 「そんな目で・・・まったく、しょうがない子だな」 俺はそう言うと腰のベルトを外し始めた -- 名無しさん (2007-08-06 01 03 08) お前は今日からウチの子だッ! -- 漢魂 (2007-12-30 16 08 10) グフフフフフフフフフ…♪ 蒼たん萌えるぜ…v(`∀´v) -- ベジータ (2007-12-30 20 28 11) こんな画像たまるかぁ泣喜 -- 蒼天の星 (2008-01-11 16 22 11) なでなでなでなでなで -- CATV (2008-02-12 18 25 32) 名前 コメント
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